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法廷には、カメラとマイクで発言内容とその様子を録音・録画する音声認識システムが設置される。キーワードや発言者を入力して検索すると、知りたい発言部分が映像と文字で再生できる。
これに対し、埼玉や大阪などの弁護士会は速記録の活用を求めている。埼玉弁護士会は五月、評議での音声認識システムの映像の利用について「正確な証言を必要に応じて確認しながら行うことは困難」と会長声明で指摘した。
速記官による記録は、文字の誤変換トラブルが起きる音声認識システムとは違って正確で、書面なら証人の発言内容を比較検討しやすいなどの利点がある。今では、キーを打ち込むと即座に日本語の文字に変換される電子速記装置が普及。関東の女性速記官は「審理終了と同時に裁判員に速記録を手渡すことは技術的に可能」と話す。
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